【標高1212m】御在所岳、奇岩だらけの縦走路を歩いてきた話

トレッキング

今回登ってきたのは御在所岳(ございしょだけ)。三重県と滋賀県の県境にそびえる、鈴鹿山脈を代表する山のひとつや。標高は1212m。ロープウェイもかかってる観光地としても有名やけど、ボクは自分の足で登る「中登山道」コースを選んで挑戦してきた。

(写真:御在所岳 中登山道口の看板)

登山口に立ってる木製の看板、年季入ってて味があるやろ。ここから山頂まで、樹林帯を抜けて岩場を越えて、最後は視界がバーッと開ける稜線歩き。変化に富んだコースやから、正直「次何が出てくるんやろ」ってワクワクが途切れへんかった。

御在所岳といえば、この奇岩たち

御在所岳の名物いうたら、なんといっても山中に点在する巨岩・奇岩の数々。今回もいくつか印象に残る岩に出会えた。

(写真:寄り添うように立つ二つの巨岩)

これ、下に「きばれ岩」いう案内板が立ってた岩。花崗岩特有のごつごつした質感で、二つの岩が支え合うように立ってる姿は自然が作ったとは思えん迫力やった。花崗岩は風化の仕方が独特で、こういう鋭角的な割れ方をするんやなと妙に納得してしもた。

(写真:バランス感覚がおかしい積み重なった岩)

そしてこっちが個人的に一番印象に残った一枚。まるで人為的に置かれたかのように、平たい岩が絶妙なバランスで乗っかってる。下には麓の集落と田園風景が広がってて、この標高差と岩の造形美が一枚の写真に収まってるのがたまらんかった。よう見たら岩と岩の間、すき間から向こう側の景色が透けて見えるんも面白いポイントやな。

稜線から見下ろす渓谷美

(写真:花崗岩の稜線から見下ろす谷間の景色)

岩場を登り切ったところから振り返ると、こんな景色が待ってた。手前は花崗岩が風化してできた白っぽい砂礫地帯、その先には深い緑の谷が広がってる。鈴鹿山脈特有の、この「白い岩肌と深緑のコントラスト」がほんまに美しくて、しばらく足を止めて見入ってしもたわ。

(写真:切り立った岩壁)

こういう切り立った岩壁も随所に現れる。花崗岩がむき出しになった崖は、遠くから見ても圧倒される存在感があって、鈴鹿の山々がただの「山」やなくて「岩の殿堂」みたいな独特の景観を作り出してるんがようわかる。

山頂で出会った、県境の標識

(写真:御在所岳頂上1212M、三重県・滋賀県の県境標識)

そして山頂に到着してまず目に入ったのがこれ。「御在所岳 頂上 1212M」の下に「三重県」「滋賀県」の文字と矢印が刻まれた標識。ここがまさに二つの県の境界線なんやなと実感できる、めっちゃ象徴的な一枚やと思う。片足を三重県、もう片足を滋賀県に置いて記念撮影する人もようけおったわ。

一等三角点という歴史の重み

(写真:一等三角点の石碑)

山頂にはもうひとつ、見逃せんモニュメントがあった。「一等三角点」の石碑。標高1211.95m(3916ft)、北緯35度01分02秒003、東経136度25分17秒653、そして設立が明治18年(1885年)と刻まれてる。

これ、ただの記念碑やなくて、日本の測量の歴史そのものなんよな。明治時代に測量士たちがこの高さまで登って、当時の技術で正確な位置を記録した証。今でこそGPSで一発で位置がわかる時代やけど、130年以上前にこの場所まで来て測量した人らのことを考えると、なんか背筋が伸びる思いがしたわ。

おとんが感じたこと

御在所岳は、奇岩・稜線・県境・歴史的な三角点と、一つの山の中にいろんな「見どころ」がぎゅっと詰まった山やった。キャンプでもそうやけど、こういう「知れば知るほど面白くなる場所」に実際に足を運んで、自分の目で見て、写真に残しておくいうんは、何回やっても飽きへん作業やなと改めて思う。

次はロープウェイ使う定番コースとは違うルートで、また違う表情の御在所岳を見に来たいと思ってる。


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