帰ってきたヤツ。~スノーピーク「ほおずき」、修理から生還す~

キャンブギア

どうも、オトンです。

今回は旅の話やない。ただの「モノが帰ってきた」話や。せやけどキャンプ道具好きにとっては、これがなかなか感慨深いイベントやったりする。

うちの相棒、スノーピークのランタン「ほおずき」が、ようやく修理から戻ってきた。

送り出す時の、あの後ろめたさ

道具を修理に出すいうのは、ちょっと独特の感情がある。壊したんは自分やのに、まるで子供を病院に預けるみたいな、後ろめたさと申し訳なさが入り混じった気分になる。

フックの根元がグラグラになっとるのに気づいた時は、正直「あー、やってもうた」って声出た。何度も雑に吊り下げたり、コードをぐいっと引っ張ったりしとった付けが、こういう形で返ってくるんやな。

孔子は「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」って言うたらしいけど、ワシは過ちを改めるどころか、ちゃんと直しに出しただけでも褒めてほしいくらいや。世の中には壊れたまま騙し騙し使い続ける猛者もおるからな。

修理に出してからの待ち時間いうのがまた長い。連絡が来るまでの数週間、道具箱を開けるたびに「あ、おらんかったな」って毎回思い出す。存在感いうのは、無くなって初めて分かるもんやとつくづく実感したわ。

フックとコード、新品同様の輝き

戻ってきた実物を見て、正直ちょっと感動した。フック部分の白いプラスチックはツヤツヤやし、吊り下げ用のコードも新品みたいにピシッとしとる。修理いうより、ほぼ生まれ変わっとる。

道具の修理いうのはコスパで考えたら「新品買った方が早いんちゃうか」って思う瞬間もある。せやけど新品にはない愛着いうもんがある。何度もキャンプ場のタープの下で灯りを灯してくれた、あの相棒がそのまま帰ってきたいうのが大事なんや。

松尾芭蕉やないけど「不易流行」って言葉がある。変わらんもんと、変わりゆくもんが両方あって初めて価値が続くいう考え方や。ランタンの本体は変わらへんけど、フックとコードは新しくなって帰ってきた。まさにこれや。ちょっと大げさかもしれんけどな。

モノを大事にするいうこと

正直、道具を修理に出すいうのは、面倒くさい。梱包して、送って、待って、また送料払って……。それでも直す道を選ぶんは、単純に「まだこいつと一緒にキャンプ行きたいから」いうそれだけの理由や。

スティーブ・ジョブズは「ハングリーであれ、愚か者であれ」って言うたらしいけど、ワシは今回に関しては「壊れても諦めるな」くらいのテンションで十分や。

次のキャンプでは、このランタン持って、また夜のテントサイトを照らしてもらうつもりや。修理待ちの数週間があったからこそ、次に灯る光がちょっと特別に見える気がするわ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました